胡蝶蘭の処分方法
Best Flower ガイド
胡蝶蘭の処分方法
捨てるタイミングの見極め方から、ゴミの出し方・引き取り方法まで解説します。
Section 01
捨てるタイミングの見極め方
「花が落ちた=枯れた」は間違いです。胡蝶蘭の寿命は50年以上あると言われており、花が終わっても株は生きていることがほとんどです。処分前に必ず「生きているか・枯れているか」を確認しましょう。
- 葉が1枚でも緑色で残っている
- 根が1本でも白〜緑色でハリがある
- 花や花茎が落ちただけで、葉がイキイキしている
- 根が鉢からはみ出して伸びている
- 葉がすべて茶色く枯れて落ちた
- 根がすべて黒く変色・干からびている
- 根を触るとぐずぐずに崩れる
- 株全体にハリがなく、腐敗臭がする
Section 02
処分方法の選び方
状況に合わせて最適な処分方法を選びましょう。
- 費用がかからない
- 少量(1〜3鉢)なら比較的容易
- 自治体のゴミ回収日に出すだけ
- 解体・分別の手間がかかる(1鉢約15〜20分)
- 鉢数が多いと半日〜1日がかりになることも
- 素材ごとに分別が必要
- 分別不要・手間がほぼかからない
- 大量でも一度に回収可能
- 自宅・オフィスまで来てもらえる
- 費用がかかる(1鉢1,000〜3,000円+出張費)
- 対応地域が限られる場合がある
- 事前の連絡・日程調整が必要
- 株が生きている状態で有効活用できる
- 買取の場合は収入になることも
- 胡蝶蘭を大切にできる環境に繋げられる
- 花が終わった株には買取値がつきにくい
- 引き取り先・譲渡先を探す手間がある
Section 02.5
ハートフェルト胡蝶蘭のエコ鉢について
使用しているエコ鉢の特徴
meguri JUPLA(ジュプラ)ポット
主原料はユリア樹脂(石油由来でない非化石資源)+バイオマス(パルプ・セルロース)を配合した素材で作られた鉢です。陶器そっくりの高級感と艶がありながら、陶器の約半分の重さ。CO₂排出量を抑えたエコロジーな設計で花き生産現場から生まれました。
はらセラム KAGUYA(かぐや)
竹を主原料として作られた植木鉢です。竹は成長が早く再生可能な資源であり、SDGsの観点からも注目される素材。はらセラムが掲げるSDGs宣言に基づいて開発された、環境配慮型のフラワーポットです。
ハートフェルト胡蝶蘭のエコ鉢が贈り先への配慮につながります
- 「不燃ゴミ」「粗大ゴミ」ではなく燃えるゴミで処分できるため、受け取った方の負担が大幅に軽減
- CO₂排出量の削減・非化石資源の活用・再生可能素材の使用など、SDGsの複数目標に貢献
- 企業のCSR・環境配慮の姿勢を、胡蝶蘭を贈る行為を通じて自然に示せる
- 「見た目は陶器風・捨て方はシンプル」という受け取る側にうれしい設計
Section 03
自分で分別して捨てる方法
胡蝶蘭は複数の素材から構成されているため、素材ごとに分別が必要です。事前に広いスペースとハサミ・ペンチを用意してから作業しましょう。
| 部位・素材 | 一般的な分別区分 | 処分のポイント |
|---|---|---|
| 花・葉・茎・根 | 可燃ゴミ | ハサミで小さく切ってからゴミ袋へ。茎が長い場合は袋に入る大きさに切る。 |
| 水苔・バーク(植え込み材) | 可燃ゴミ | 水分を含んでいる場合はしっかり絞ってから袋へ。重さが減り処分しやすくなる。 |
| ラッピング(和紙・不織布) | 可燃ゴミ | 不織布は可燃ゴミ。セロファン・ビニール素材はプラスチックゴミに分別する自治体も。 |
| リボン・テープ類 | 可燃ゴミ/プラ | 素材により異なる。布製リボンは可燃、ビニール系はプラスチックに分別。 |
| プラスチック製ポット(内鉢) | プラスチック | 内容物を除去し、水で軽く洗ってから分別。自治体によりリサイクルに出せる。 |
| 鉢(ハートフェルト胡蝶蘭) ★エコ鉢使用 |
可燃ゴミ | ジュプラ・KAGUYA等のエコ鉢のため、多くの自治体で可燃ごみとして処分可能。念のため自治体にご確認ください。 |
| 鉢(ハートフェルト以外) 陶器製の場合 |
不燃ゴミ | 内容物を取り出し、中をきれいにしてから不燃ゴミへ。別の植物に再利用も可能。 |
| 支柱(竹・木製) | 可燃ゴミ | 長い場合はハサミで切って小さくまとめてから袋へ。 |
| 支柱(針金・ワイヤー) | 不燃ゴミ/粗大ゴミ | ペンチで短く切るか、折り曲げて小さくまとめる。指定のゴミ袋に入る大きさにすること。 |
| プラスチック製支柱 | プラスチック | 長い場合は折って小さくしてから分別する。 |
作業手順(1鉢あたり約15〜20分)
-
1
ラッピングを外す
外側の化粧ラッピングを外します。テープ・リボンも取り除き、素材ごとに分別。
-
2
支柱・ワイヤーを取り外す
花茎を支えていた支柱・ワイヤー・クリップ類をすべて取り外します。針金はペンチで切るか、折り曲げて小さくまとめます。
-
3
花茎・花・葉・根を切り取る
ハサミでゴミ袋に入る大きさに切ります。根は植え込み材と絡まっている場合があるため丁寧に取り除きます。
-
4
植え込み材(水苔・バーク)を取り出す
水分を含んでいる場合はしっかり絞ってから可燃ゴミへ。根が絡まっているときは根と一緒に可燃ゴミとして出してOKです。
-
5
ビニールポット(内鉢)を取り出す
外側の化粧鉢から透明の内鉢(ビニールポット)を取り出します。3本立なら3つのポットが入っています。水で軽く洗ってプラスチックゴミへ。
-
6
化粧鉢を分別する
プラスチック製はプラスチックゴミ、陶器製は不燃ゴミへ。内側をきれいにしてから分別します。他の植物の鉢として再利用することもできます。
Section 04
引き取り・買取サービス
法人で大量の胡蝶蘭を処分する場合や、自分で分別する手間を省きたい場合は専門業者のサービスが便利です。
出張回収サービス
専門業者がオフィス・自宅まで胡蝶蘭を引き取りに来てくれるサービス。分別不要で鉢ごと持って行ってもらえるのが最大のメリット。
- 費用目安
- 1鉢あたり1,000〜3,000円+出張費
- 向いている方
- 法人・大量処分・忙しくて時間がない方
- 注意点
- 対応地域が限られる場合がある。事前見積もりを確認
宅配便回収サービス
業者指定の方法で梱包して宅配便で送る方法。全国どこからでも利用できるため、対応地域を問わないのが強み。
- 費用目安
- 1鉢あたり1,000〜2,000円+送料
- 向いている方
- 地方在住・出張回収対応外の方
- 注意点
- 梱包材の準備・梱包作業が必要。鉢数が多いと手間がかかる
買取サービス
花がまだついている状態・株が元気な状態の胡蝶蘭を買い取ってもらう方法。処分費用ゼロどころか収益になる場合も。
- 費用目安
- 状態により異なる(無料〜数千円程度)
- 向いている方
- 花がまだ元気・大量に余っている方
- 注意点
- 花が終わった・枯れた株には買取値がつきにくい
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捨てずに済む方法
「捨てるのが惜しい」「まだ生きているのに処分するのは心苦しい」という方のために、廃棄以外の選択肢をご紹介します。
再開花に挑戦して育て続ける(最もおすすめ)
花が終わっても株が生きていれば、適切な管理で翌年以降に再び花を咲かせることができます。花茎を根元から3節残してカットし、明るい室内で育て続けましょう。胡蝶蘭の株の寿命は50年以上あり、上手に育てれば何十年も楽しめます。
育て方・再開花のガイドへ →知人・家族に譲渡する
植物を育てるのが好きな知人・家族に声をかけてみましょう。花が終わっていても、葉や根が元気であれば再開花の楽しみがあるとして喜んでもらえることが多いです。SNSでの募集も有効です。
老人ホーム・施設・学校などに寄付する
老人ホーム・養護施設・保育園・小学校・地域のコミュニティスペースなどに寄付すると喜ばれます。地域の施設に連絡してみると受け入れてもらえる場合があります。引き取り専門サービス「オーキッドリユース」では養護施設や児童施設へのプレゼントとして再利用する取り組みも行っています。
フリマ・ネットオークションで出品する
メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで「胡蝶蘭 株」として出品すると、胡蝶蘭愛好家に引き取ってもらえることがあります。送料の問題はありますが、花が元気なうちであれば需要があります。出品時は現在の株の状態(葉の枚数・根の状態)を正直に記載しましょう。
切り花として最後まで楽しむ
花がまだ残っている状態で処分する場合は、花茎をカットして切り花として花瓶に飾ることができます。大きな花を一輪挿しにしてもおしゃれですし、小皿に水を張って浮かべるだけでも絵になります。茎を斜めにカットすると水揚げが良くなり長持ちします。
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