胡蝶蘭の飾り方

胡蝶蘭の飾り方

Best Flower ガイド

胡蝶蘭の飾り方・置き場所
マナーと長持ちさせるコツ 完全ガイド

「どこに飾ればいい?」「ラッピングは外すべき?」「いつまで飾るのがマナー?」
もらった方・贈る方、両方の疑問をまとめて解決します。

届いたらすること おすすめの置き場所 飾る期間・マナー 立札の扱い方 ラッピングの扱い 風水・インテリア 花が終わったら

届いたら最初にすること

胡蝶蘭が届いたら、まず以下の手順で準備を整えましょう。最初の対応で花の持ちが大きく変わります。

  • 1

    段ボールからひも・テープを外してから取り出す

    配送中に花が傷まないよう、段ボールにひもやテープで固定されています。固定を外す前に取り出そうとすると花茎が折れる原因になります。必ずひも・テープをすべて外してから丁寧に取り出してください。

  • 2

    花を保護している和紙・フィルムを外す

    花びらを保護するための和紙や透明フィルムが付いています。届いたらすぐに取り外してください。そのままにしておくと蒸れて花が傷みます。

  • 3

    立札を取り付ける

    立札が同梱されている場合は、贈り主の名前が記載された面を正面に向けて花の後ろに差し込みます。誰からいただいた花かが一目でわかり、来訪者への印象にもなります。

  • 4

    鉢のラッピングは1週間を目安に外す

    鉢に巻かれたラッピングは見栄えが良いため、届いてから1週間程度はそのまま飾っても問題ありません。ただしラッピングをつけたままにすると通気性が悪くなり、根腐れやカビの原因になります。1〜2週間を目安に外しましょう。

  • 5

    受け皿を確認する

    鉢の下に受け皿があるか確認してください。水やり後に水が流れ出るため、受け皿がないと床や棚が濡れてしまいます。付属していない場合はホームセンターで鉢のサイズに合ったものを準備しましょう。

  • 6

    贈り主にお礼の連絡をする

    胡蝶蘭が届いたら、なるべく早く贈り主に受け取りの連絡をしましょう。「受付に飾らせていただきました」「リビングが華やかになりました」など、どこに飾ったかを伝えると贈った側も喜ばれます。


シーン別おすすめ置き場所

胡蝶蘭はどこに飾るかで印象と花持ちが変わります。ビジネスシーン・ご自宅それぞれの最適な場所をご紹介します。

最もおすすめ

エントランス・玄関

来訪者が最初に目にする場所。立札の贈り主名が来訪者の目に触れ、感謝の気持ちと人脈を自然にアピールできます。開店・開業初日には必ず玄関に飾りましょう。

外気が入る扉付近は温度変化に注意。扉から少し離れた場所に置くのが理想。
最もおすすめ

受付カウンター・フロント

来客の目が最も集まる場所。受付に飾ることでお祝いムードを演出し、来訪者への第一印象が上がります。室温が安定しているため花持ちも良いです。

カウンター上に置く場合は3本立(幅約40〜50cm)まで。5本立は床置きが基本。

応接室・会議室

お客様をお迎えする応接室に飾ることで、おもてなしの気持ちと高級感を演出できます。癒しの効果もあり、商談や会議の場が和やかになります。

人の出入りが多い場所でも、室温が安定しているため長持ちしやすい。

店頭・ショーウィンドウ付近

開店祝いで届いた胡蝶蘭は店頭に飾ることで、通行人への宣伝にもなります。お祝いムードを演出しながら、来店促進にも効果的。

直射日光や外気が当たらない場所を選ぶこと。ガラス越しの直射日光も葉焼けの原因に。

オフィスで避けるべき場所

NGエアコンの吹き出し口の真下・真正面(乾燥・花落ちの原因)
NG扉・窓の開閉で外気が直接入る場所(温度変化で弱る)
NG直射日光が当たる窓際(葉焼け・花の傷みが早い)
NG暖房器具・OA機器のすぐそば(高温・乾燥で根を傷める)
最もおすすめ

リビング・ダイニング

家族が集まる明るいリビングが最適な置き場所。室温が安定しており、日中の柔らかい光も入りやすい環境です。テレビ台の横・ソファ横・サイドボードの上などに飾ると空間が一気に華やかになります。

最もおすすめ

玄関

来客が最初に目にする玄関に飾ると、印象が格段にアップします。風水的にも「気の入り口」として、玄関に植物を飾るのは良い効果があるとされています。ただし冬は温度が下がりすぎないよう注意を。

レースカーテン越しの窓辺

柔らかい間接光が当たる窓辺は、胡蝶蘭にとって理想的な環境。大輪胡蝶蘭を大きな窓辺に飾ると、まるでホテルのロビーのような雰囲気が生まれます。

冬の夜間は窓際が冷え込むため、夕方以降は窓から離れた場所に移動させること。

和室・床の間

白い大輪胡蝶蘭は和室にもよく馴染み、床の間に飾ると品格ある空間を演出します。ミディ胡蝶蘭は和室のコンパクトな棚や窓辺にも自然に溶け込みます。

寝室

胡蝶蘭は花粉が少なくほぼ無香なので、寝室に飾っても安心です。落ち着いた存在感が就寝前のリラックス効果を高めます。ミディサイズがコンパクトで寝室に向いています。

キッチンカウンター付近

キッチン周辺は適度な湿度があり、胡蝶蘭にとって過ごしやすい環境です。ミディ胡蝶蘭をカウンターに飾ると日常の空間がぐっと華やかになります。

調理中の蒸気や油煙が直接当たらない位置に配置すること。

自宅で避けるべき場所

NG直射日光が当たる場所(葉焼け・花の早期傷み)
NG冬の夜間の窓際(10℃以下になると株が傷む)
NGエアコン・扇風機の風が直接当たる場所(乾燥・花落ち)
NG玄関・廊下など温度差が激しい場所(夏冬は特に注意)

飾り方のマナー

お祝いでいただいた胡蝶蘭には、飾り方にもマナーがあります。贈り主への感謝を正しく示しましょう。

01

まずは目立つ場所に飾る

いただいた胡蝶蘭は、まず玄関・受付・エントランスなどの目立つ場所に飾るのが基本マナーです。人目に触れない場所にすぐ移してしまうのは、贈り主に対して失礼にあたる場合があります。

02

立札は花の後ろに、名前が正面を向くように

立札(木札)は、贈り主の名前が記載された面を正面に向けて花の後ろに設置します。誰からいただいた花かが来訪者に伝わり、贈り主との関係性をさりげなくアピールできます。

03

ビジネスシーンでは床に直接置かない

オフィス・店舗などのビジネスシーンでは、胡蝶蘭を床に直接置くのはマナー違反とされています。テーブル・棚・専用スタンドなど、高さのある台の上に置きましょう。大型(5本立以上)は床置き用スタンドの利用が一般的です。

04

贈り主が来訪する際は飾ったままに

贈り主が来訪する予定がある場合は、その方が来るまで目立つ場所に飾り続けるのが礼儀です。枯れてしまわないよう適切なお手入れを続けながら、来訪日まで飾っておきましょう。

05

複数の胡蝶蘭が届いた場合の並べ方

開店・開業時など複数の胡蝶蘭が届いた場合、立札の贈り主名が見えるよう横並びに配置します。重要度に応じて中央に大きなものを置き、左右に並べるのが一般的です。各立札が重ならないよう間隔を空けましょう。


飾る期間の目安

いつまで飾るかの明確なルールはありませんが、一般的な目安を押さえておきましょう。

届いてすぐ〜

1〜2週間:目立つ場所でお披露目

玄関・受付などの人目につく場所に立札付きで飾る。贈り主への感謝とお披露目の期間。

2週間以降〜

花が元気な間:最適な環境に移動

ラッピングを外し、胡蝶蘭が長持ちする環境(明るい間接光・適温の場所)に移動。立札もこのタイミングで外してOK。

花が終わったら〜

花後:再開花を目指して育て続ける

花が落ちても終わりではない。正しく管理すれば翌年も再び花を咲かせることができる。

立札を外すタイミング:立札は飾り始めから1〜2週間を目安に外して問題ありません。贈り主が来訪される可能性がある場合はそれまで飾っておくのが礼儀です。枯れかけた状態で飾り続けることのほうが失礼にあたります。

風水・インテリアとしての飾り方

胡蝶蘭は風水的にも縁起が良い花とされています。色・場所の組み合わせで運気アップを意識した飾り方もあります。

白の胡蝶蘭

清潔感・純潔の象徴。どの方角・どの場所にも馴染み、空間を引き締めてくれます。ビジネスでも自宅でも最もオールマイティな色。

どの場所にも◎

ピンクの胡蝶蘭

南の方角に置くと対人運・人気運が上がるとされています。リビングの南側に飾ると家族の絆が深まるとも言われています。

南向きのリビングに

黄色の胡蝶蘭

北西の玄関に置くと金運がアップするとされています。商売繁盛・財運のイメージが強く、店舗のレジ付近に飾る方も。

北西の玄関・レジ付近に

青・紫の胡蝶蘭

東の玄関に置くと仕事運・出世運がアップするとされています。男性への贈り物や仕事部屋のインテリアにも人気。

東の玄関・仕事部屋に

インテリアとしておしゃれに飾るコツ

高さを生かした縦のラインで存在感を

大輪胡蝶蘭の高さ(約85〜100cm)は、他の観葉植物にはない縦のラインが特徴。低い家具の横に置くと花が映え、空間に立体感が生まれます。

シンプルな空間に一点飾り

「Less is more」が胡蝶蘭インテリアの基本。白い壁・シンプルな棚・モノトーンの空間に一鉢置くだけで、ホテルのような高級感が生まれます。

ラッピングを外してシンプルな鉢に

インテリアとして長く楽しむなら、ラッピングを外してシンプルな白・グレーの陶器鉢に移し替えると、より洗練された印象に。受け皿もデザイン性の高いものにこだわると完成度が上がります。

照明と合わせてドラマチックに

間接照明やスポットライトを胡蝶蘭に当てると、夜の空間でも存在感が際立ちます。ホワイトの花びらが光を拡散させ、幻想的な雰囲気を演出します。


花が終わった後の対処法

花が落ちても胡蝶蘭の命は終わっていません。3つの選択肢の中から状況に合わせて選んでください。

A

再開花に挑戦する(おすすめ)

花茎を根元から3節残してカットし、そのまま育て続けます。適切な管理をすれば翌年以降も再び開花する可能性があります。葉が2〜3枚以上あれば再開花の見込みがあります。

B

切り花として飾る

花茎をカットして花瓶に飾る方法。大きな花を一輪挿しにしてもおしゃれですし、他の花と組み合わせて花瓶に飾っても。茎を斜めにカットすると水揚げが良くなり長持ちします。小皿に水を張って浮かべるだけでも絵になります。

C

処分する

花が終わった胡蝶蘭は燃えるゴミで処分できます。植え込み材(水苔・バーク)は可燃ゴミ、プラスチックのポットは各自治体のルールに従って分別してください。陶器の化粧鉢は不燃ゴミになる場合があります。


よくあるご質問

届いてすぐは1〜2週間ほどラッピングのまま飾っても問題ありません。ただし長期間つけたままだと通気性が悪くなり根腐れ・カビの原因になります。花を長く楽しみたい場合は1〜2週間を目安にラッピングを外してください。花を保護している和紙やフィルムは届いたらすぐに外しましょう。
一般的に1〜2週間を目安に外して問題ありません。贈り主が来訪する予定がある場合は、来訪日まで飾っておくのが礼儀です。立札があることで贈り主との関係性を来訪者にアピールできるため、急いで外す必要はありません。
ビジネスシーン(オフィス・店舗)では、床に直接置くのはマナー違反とされています。テーブル・棚・台の上に置きましょう。5本立以上の大型胡蝶蘭は重くなるため、床置き用の専用スタンドを使うのが一般的です。ご自宅では床置きでも問題ありませんが、ホコリや通気性の面からも台の上に置く方が花持ちが良くなります。
明確なルールはありませんが、できる限り長く飾るのがマナーです。目立つ場所へのお披露目は1〜2週間が目安。花が終わるまで(1〜3ヶ月)飾り続けることが最大の感謝の示し方です。枯れて見苦しくなった状態で飾り続けることの方が失礼にあたるため、そうなる前に移動・処分してください。
立札の贈り主名が来訪者から見えるよう横並びに配置します。最も重要な取引先や大きなサイズのものを中央に置き、左右に並べるのが一般的です。立札が重ならないよう十分な間隔を空け、それぞれの贈り主名がはっきり読めるように配置しましょう。
花・茎・水苔・バークは可燃ゴミとして処分できます。プラスチックのポットと受け皿はプラスチックゴミ、陶器の化粧鉢は不燃ゴミ(自治体により異なります)として分別してください。花が終わっても葉が残っていれば再開花の可能性があるため、捨てる前に育て続けることも検討してみてください。
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